Open Education Consortium 前プレジデント(現在は監事)のJames Glapa-Grossklagさんをお招きし,2018年度JOCW国際ワークショップを開催しました.
北海道大学東京オフィス(丸の内 サピアタワー)から大阪大学東京オフィスへ会場を変更していの開催となりましたが,8名の方にご参加いただきました.ありがとうございます.
Jamesさんからは,米国の高等教育にかかる学費が高騰しており,学生が教科書や教材費を賄うことができなくなっていること.これがOERを利用した教育を推し進めているとのご報告がありました.これらは,z-degree, zero text book degree,Zed Cred と呼ばれていて,今後もますます増えるだろう,とのことです. また,長期的には,MOOCSなどの certificate が大学の学位相当に扱われることになる,との展望が示され,そこでもOER contents が重要になるであろう,とのことです.
その後,参加者も交え,1時間以上も熱心な議論があり,大変有意義なワークショップでした.